シリコンバレーからのゲスト講師さん
こんにちは、「寄処日記」です!
先週、寄処に小野孝太郎さんという方が、講師としてお越しくださいました。
この小野さん、とてもユニークな経歴の持ち主で、こんな機会は滅多にないと迷わず参加しました!
寄処の人は、やはり普通でない経歴や生き方の人に惹きつけられるようですね・・
小野さんは大学院卒業後、「東京の満員電車に乗りたくない」「週末は大好きなゴルフをやりたい」という理由で、
日系大企業の内定を蹴り、当時の日本ではまだ知名度のなかった外資系IT企業「オラクル」に入社。
アメリカのシリコンバレーに転勤になり、ソフトウェア開発などに20年近く携わります。
37歳のときに、トライアスロンのアイアンマン(3.8km泳ぎ、180km自転車に乗り、42.195km走る)を始めます。
めちゃくちゃハードです。
若者でもキツいのに、なぜ37歳で始めたのでしょうか?
ジムのインストラクターの女性が「人生史上最悪の気分と人生史上最高の気分が1日で味わえる」と言っていて興味を持ったからです。
ちなみに、その女性は18歳のときにガンになっています。
ガンよりも最悪な気分とはアイアンマン恐るべしです(笑)
しかし、小野さんはアイアンマンにハマります。
そして、走っているさなかは無心になって人生について考えるわけです。
そして、自分が本当にやりたいことは今の仕事じゃないなあ、という思いが強まっていきます。
しかし、シリコンバレーの外資系社員です。
給料もかなり良かったので辞めるのにはかなり抵抗があり、Facebookで3年後に辞める宣言をして背水の陣的に辞めたそうです。
人前で宣言すると後に引けないので、決断を実行に移す方法としてはいいですね
そして、小野さんは帰国して福岡県で小学校の先生をつとめたのち、独立します。
将来的には、高校の経営をするのが夢らしいです。
50歳からギターを始めていて、平均寿命を考えるとあと60年はできるから何かを始めるのに遅すぎることはないと語る小野さんに、寄処一同パワーをもらいました!