ばんちゃんのこのまんががすごい!!

こんにちは!ばんちゃんです!今週は『キノの旅―the Beautiful World―』(漫画版)を紹介します!


『キノの旅』(漫画版)は時雨沢恵一のライトノベルを原作とする漫画です。2003年、2017年にアニメ化、2005年には映画化されました。今回は独特な文章と短編集が魅力のこの作品を漫画化したものを紹介します!『キノの旅』はあらすじを紹介しにくいので、今回は内容を説明しますね。

物語の舞台は、さまざまな都市国家が散在する架空の世界です。原則として壁に囲まれていることが共通点であり、作中では裕福で安泰の国や戦時中の国、滅亡してしまった国などが出てきます。『キノの旅』はモトラド乗りの旅人キノが相棒のエルメスとともにさまざまな国々を巡る短編、1話完結型のファンタジー漫画(小説)です。「キノ・エルメス」以外にも「師匠・相棒」「シズ・リク・ティー」「フォト・ソウ」などが主人公となる話も稀にあります。基本的にはキノら旅人らが独特の制度や技術、文化や宗教、価値観を持つ国家や国民と関わるストーリーをメインとし、時に人という生き物の残酷さが描かれています。また、旅人という立ち位置から旅費を稼ぐためにコロシアムの参加や用心棒を引き受ける回があるなど戦闘シーンも盛り込まれています。

補足
●モトラド…自動二輪車のこと。たまに喋るやつもある。キノの相棒エルメスは「喋るモトラド」である。
●パースエイダー…銃一般を指す。
●シズ・リク・ティー…旅の途中でキノが出会う旅人の一行。リクは「喋る犬」
●師匠・相棒…キノのパースエイダーの師匠とその相棒。
●フォト・ソウ…フォトは写真家、ソウは「喋るモトラド」

どうでしょうか?出てくる単語がすでに独特ですよね!『キノの旅』では「モトラド」や「パースエイダー」といったオリジナルの単語がたくさん出てきます。また、キノが訪れる国には独特の生活様式や文化があり、「え、この国やばすぎる…」となるようなことも多々あります。その国の風習を受け入れ、否定することなく交流していく旅人たちの姿には、どこか現代社会に生きる私たちも見習わなければならないところがあるかもしれません。

『キノの旅』は小説、絵本、漫画、アニメ、映画、ゲーム全て発売されているのでぜひ手に取ってみてください!おすすめは小説読んでから漫画です!

※漫画は2種類ありますが、作画とコミカライズされてるお話が違うだけです

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